育児の悩み解決法|育児で失敗しないアドバイス





母乳育児と下痢

 

赤ちゃんを育てるのに一番理想なのが母乳育児ですね。

 

母乳育児で育っている赤ちゃんは、お母さんの母乳を通して様々な免疫をもらっています。

 

このことは赤ちゃんを出産した人ならたいていの人は、知っているのではないでしょうか。

 

ミルク育児や混合育児の赤ちゃんに比べると、母乳育児の赤ちゃんは下痢などもほとんどなく、風邪などの病気にもかかりにくいと思います。

 

医療費の削減などを考えて母乳育児を勧めている国もあります。

 

それほど母乳は赤ちゃんにとって素晴らしい栄養食なのですね。

 

ですが、母乳育児の赤ちゃんはウンチが柔らかく、軟便であることがほとんどです。

 

そのため、下痢との区別が難しいですよね。

 

赤ちゃんの下痢を見分けるには、便の臭いや色などを確認しましょう。

 

酸っぱいような臭いがしたり、水っぽい時は下痢の可能性があります。

 

赤ちゃんの下痢は大変です。

 

ミルクしか飲めない時期に下痢になると他に栄養の取り様がないからです。

 

しかし、母乳育児の場合は赤ちゃんが下痢になったとしても母乳はあげられます。

 

母乳の成分の中には腸内環境を整えたり、下痢や様々な病気の症状を和らげる効果があるんですね。

 

下痢の症状が軽い場合は、いつもより多い回数、授乳してあげましょう。

 

ただし、飲みたがらない場合は無理に飲ませず、少しずつ授乳してあげるようにしましょう。

 

母乳育児中に赤ちゃんの下痢が続く場合は、赤ちゃんが「乳糖不耐症(牛乳不耐症)」になっている可能性があります。

 

赤ちゃんは、主に母乳やミルクに含まれる乳糖を腸でグルコースとガラクトースという物質に分解して炭水化物を摂取しています。

 

腸で乳糖を分解して吸収するにはラクターゼ(乳糖分解酵素)という消化酵素が必要になります。

 

しかし、何らかの原因でラクターゼの分泌が減少したりすると、乳糖が十分に分解できず、下痢や消化不良などの症状が現れることがあります。

 

これが乳糖不耐症です。

 

ラクターゼが不足する原因は遺伝や風邪などのウイルス感染などになります。

 

乳糖不耐症と診断されても、母乳育児を続けることはできます。

 

下痢の際には脱水症状にも注意する必要があります。

 

体重が減っている、尿の回数が少ない、口が渇いている、泣いても涙が出ないなどの症状の時は脱水症状の疑いがあります。

 

もし、脱水症状や発熱、嘔吐があって元気がなく、1週間以上も下痢が続くようなら、すぐに小児科を受診しましょう。

 

ミルク育児の場合は赤ちゃんの下痢の時には、普通に飲ませているミルクの量では消化しきれません。

 

赤ちゃんが下痢になった時にはミルクを薄めて飲ませてあげる必要があります。

 

その他、授乳する際には哺乳瓶や乳首の消毒にも気をつけなければなりません。

 

梅雨時など菌の繁殖の多い時期は特に気をつけないと哺乳瓶や乳首などに菌が付いていて下痢になるケースもあります。

 

離乳食を始めてから下痢が続く場合は、下痢が治まるまで離乳食を止めた方が良いでしょう。

 

下痢が治って離乳食を再開する場合は、消化の良い食べ物をあげて、便の様子を観察して下さい。

 

離乳食に慣れてきた頃なら、できるだけ消化の良い食べ物やお腹にやさしい食べ物をあげるようにしましょう。

 

おかゆ、おじや、温かいうどん、おろしたリンゴなどがオススメです。

 

発熱も嘔吐などなく赤ちゃんが元気で下痢をしている場合は、体の冷えが原因のこともあります。

 

この場合はお腹を温めてあげたり、ママの温かい手で時計回りにマッサージしてあげるといいでしょう。

 

母乳育児中はママの食べ物にも注意しましょう。

 

カレーやキムチなど香辛料の多いものを食べると、赤ちゃんが下痢をすることがあります。

 

赤ちゃんの腸内環境を整えるためにも母乳育児中は我慢しましょう。

 

刺激物やお菓子、冷たいもなどは乳腺炎の原因にもなるので、なるべく控えるようにしましょう。